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2009年12月 アーカイブ

2009年12月26日

髪の構造を知っておこう

髪をケアする前に、髪の構造を知っておきましょう。
髪は爪と同じように、皮膚の付属器官で、皮膚の一種です。

髪を断面図にしてみると、真ん中にメジュラ(髄質)、それをとり囲むようにコルテックス(皮質)、さらにその周りにキューティクル(毛表皮)があります。

これから全て約18種類のアミノ酸からできています。

メジュラ(髄質)…毛髪の中心部分。毛によってはないものや、とぎれとぎれになっていることもあります。太い毛髪であればしっかりとしたメジュラがあり、細い毛髪には欠如していることが多いようです。

コルテックス(皮質)…毛髪の中で、一番大切な部分といわれています。この層によって、毛髪が決まります。繊維状になっており、パーマやカラーなどの対象になっているのはこの部分です。

キューティクル(毛表皮)…うろこ状の硬い無色透明の細胞からできています。その縁は毛先のほうにむかって突出し、根本から毛先に向けて、タケノコの皮のように重なっています。外部の刺激から毛髪を保護する働きがあります。

ですので、キューティクルが剥がれてきてしまうと、ダメージが直接髪内部にいきわたってしまい、ダメージヘアとなるわけです。

また、私たちの髪の色は、毛皮質に多く含まれるメラニン色素の量によって決まります。多ければ真っ黒な髪になるし、少なければ、欧米人のように褐色から茶色、金色、灰色にまで明るくなっていきます。更に、メラニンがない場合には、白髪になってしまうのです。

髪トラブルの原因

女性の髪トラブルが、非常に多くなってきたように感じます。
合成化学物質以外に考えられる、髪トラブルの原因の多くは、「ストレス」だと言われています。

過度の手入れによる髪へのストレス、日々の生活のストレス、出産、過度なダイエットなど。ストレスがたまると、自律神経が緊張し、毛細血管が収縮して血液の循環が悪くなってしまいます。

自律神経とは、体を活発に動かす交感神経と、体を休ませ、消化活動を促す副交感神経があり、血流や内臓などをコントロールしている神経です。

ストレスを受けると、自律神経のバランスがくずれ、それに対抗するために交感神経が働き、血管を収縮させてしまいます。そうすると血行が悪くなり、肩こり、冷え性などの原因になり、頭皮のつっぱりなども引き起こします。血流にも影響を与え、薄毛の進行や育毛効果に大きく影響します。

また、婦人科系の病気冷え性を引き起こすことがあり、これにより血流が滞り、薄毛の原因になります。予防法は簡単で、体を温めておくこと。体を温めることにより血行は回復するので、薄毛にもつながることは少なくなるでしょう。

また、産後の抜け毛に悩んでいる方も多いはず。女性の場合、ホルモンバランスの変化も、髪に大きな影響を及ぼします。妊娠中の髪のぱさつきがある場合もありますが、特に産後は疲労やストレスがたまり、ブラッシングのたびに髪が抜けることがよくあります。

しかしこういった症状は一時的なものです。数か月後には改善するので、心配する必要はありません。

こんなトラブルはありませんか?

髪にストレスやダメージを与えすぎて、抜け毛がひどくなったり薄毛や円形脱毛ができてしまうことがあります。

そうなってしまうと、外出するのも億劫に、活動も消極的になってしまいます。そうなる前に、その前兆を見極めることが重要!それら危険信号をいくつかご紹介します。

フケが増えた…急に頭皮がかゆくなったり、フケが出始めたら、危険信号です。

フケは、頭皮の下層部で生まれる新しい皮膚細胞に押し上げられた古い角質がはがれおちたもの。そのバランスが乱れると、フケが発生します。

また、フケが毛穴から分泌される皮脂などと一緒になって、毛穴をふさいでしまうと、太い髪が育たなくなり、薄毛の原因になってしまいます。フケが出始めたら、頭皮の汚れをよく落とすよう心がけることが大切。

抜け毛が増えた…新しく生えてきている髪が、体の何らかの異常で抜けてしまっているのです。毛髪が生えてくる寿命がきて、抜けるまでの「発毛周期」が乱れてしまって起こる現象です。

頭皮が脂性になった…皮脂の過剰な分泌が原因。皮脂のお手入れを怠るとこのような結果になってしまいます。

また、合成化学物質の多く入ったシャンプーを使うと、頭皮が乾燥します。それに対抗して皮脂を多く分泌されてしまいます。このように、過剰に分泌された皮脂が、まだ成長期にある髪を本来の時期より早く休止期にさせてしまい、髪としての寿命を縮めてしまいます。

髪のコシ、ハリがなくなってきた…髪の本来の寿命は男性3年~5年、女性4年~5年です。しかし異常な抜け毛によって、毛根部分で新しい毛が十分に成長できず、細くて弱い髪しか作れなくなってしまうのです。脱毛を防ぐことが重要です。

美しく健康的な髪のつくり方

健康的で、美しい髪をつくるためには、シャンプーが最重要です。
頭皮や髪に何か異常を感じたら、まずはシャンプーを見なおしてみましょう。

シャンプーの目的は、地肌を洗うことです。髪の汚れは、チリやほこりだけなので、シャワーで流すだけでも落とせます。

しかし、頭皮は、毛穴の奥にたまった汚れや皮脂をきれいに取り除き、清潔にしておかなければなりません。そうしなければ、髪に栄養がいきわたらず、抜け毛が増えたり、弱々しい髪になってしまいます。

しかし、世の中に出回る多くのシャンプーは、地肌を洗うことに不向きです。多くのシャンプーには石油系界面活性剤が含まれています。

これらは洗浄力が強く、刺激が強すぎ、キューティクルをはがし、地肌を傷めます。また、髪と頭皮から油分や水分を必要以上に奪ってしまうので、ツヤのない髪になり、抜け毛やフケの原因になります。

そこでトリートメントなどで、髪をコーティングし、髪にツヤを出すのです。ほとんどのケア用品にはシリコンオイルが配合されていますが、それが悪循環の始まりです。

シリコンオイルは、髪のツヤを演出しますが、地肌に付着してしまうと、なかなか落ちずに、余計毛穴を詰まらせてしまうのです。

シャンプーでキューティクルを傷つける→トリートメントでコーティングして毛穴が詰まる→皮脂が油分を異常発生させる→またシャンプーで洗いキューティクルを傷つける…これではキリがありません。

キューティクルを傷つけない優しい成分で、地肌をきちんと洗えるシャンプーを選ぶことが大切です。

ナチュラルシャンプーがツヤ髪を招く!

髪と頭皮を一番に考えて作られているのがナチュラルシャンプーです。

髪に悪いといわれている合成界面活性剤などを一切使用せず、天然の原料で作られたシャンプーを、一般的にナチュラルシャンプーやオーガニックシャンプーと呼びます。

化学的な香料、色素、石油系の原料を使用せず、高コストで製造されているため、大々的な広告を出さず、ドラッグストアに置かれていることも稀です。そのため、ネットで販売されているものが多いようです。

合成界面活性剤を使用していないシャンプーのデメリットは、泡立ちが悪いこと。最近では泡立ちがいいものも出ていますが、やはり低刺激のものは泡立ちが悪く、洗浄力も強くはありません。

そのため、シャンプーによっては2度洗いをおすすめします。

まず、お湯で髪を一度洗い流しましょう。これで、髪についたホコリやチリを洗い流すことができます。

シャンプーをそれぞれの指定に合わせた量を手にとり、軽く地肌をマッサージするように洗います。一度お湯ですすぎ、2度洗いをします。2度目は、頭皮や髪の汚れがほぼ落ちた状態なので、泡立ちがよくなります。

シャンプーによっては、洗い上がりがきしむことがよくあり得ます。しかしそれは、髪をコーティングするためだけの、悪い成分が入っていないからです。

きしんでいるのはキューティクルが開いている状態。よく乾かすと、キューティクルも引き締まり、サラサラになります。

ナチュラルシャンプーは、続けることが大切です。最初は、その使い心地に戸惑うこともあるかもしれませんが、続けることにより、本来の美しい髪を取り戻すことができるでしょう。

正しいシャンプー前のワンポイント

シャンプーの正しい方法を知るだけで、美しい髪に一歩近づけます。

まず、シャンプーをする前にもいくつか手間をかけることが大切です。

洗髪前には、必ずブラッシングをしましょう。ブラッシングをすることにより、髪の表面についたホコリなどをある程度落とすことができ、シャンプーの浸透や泡立ちを良くします。そして、最初に浴槽に入ることをお勧めします。

血行をよくしておくと毛穴が開くので、毛穴の汚れが落ちやすくなります。そして泡立ちをよくするためにも、しっかりと地肌まで濡らしましょう。ワックスやムースなどの油分を落としておくことも大切です。

油分が残っているままでは、シャンプーの泡立ちが悪いことがあります。頑固な油分は、指で優しくこすって落としましょう。

シャンプーをする準備が整ったら、一度髪の水気を切ります。濡れている時の方が泡立ちがいいと思われがちですが、水気が多い頭でシャンプーをすると、そのままシャンプーが流されてしまいます。適度に濡れているぐらいが、丁度いいのです。

シャンプーを手にとったら、泡立てることが大切。手にとったままの状態で髪に乗せると、べったりとついたものがすすぎ切れず、毛穴に残り、フケやかゆみの原因になることがあります。

ネットを使うと簡単に泡立つのでおすすめです。
洗面台で朝シャンをする人もいますが、髪だけを洗っていませんか?髪だけを洗っても、詰まったままの毛穴から脂分が分泌され、髪がキレイに保たれることはありません。

きちんと地肌を濡らし、地肌を洗いましょう。

正しいシャンプー後のワンポイント

シャンプーをする際の姿勢が大切だということはご存じでしょうか?

下を向いてシャンプーする方も多いのですが、それは間違った姿勢です。下を向くと逆毛になり、キューティクルを傷つける原因になってしまうのです。更に首のシワの原因になるとか…。髪の流れにそって髪をすすぐことが大切です。

シャンプーできれいに頭皮を洗えたら、きちんとすすぎましょう。

シャンプー剤を残したままにしておくと、かゆみやフケの原因になります。ひどい時には、皮膚炎をひきおこし、ただれてしまう人もいます。手触りだけですすぐのではなく、まんべんなく3分~5分はじっくりと洗い流しましょう。

トリートメントをする際も、しっかりと水気を切ることが大切です。特別な効果があるもの以外は、頭皮につけないようにしてください。

トリートメントは主に髪をコーティングする目的でつくられているので、毛穴をコーティングしてしまうことになります。詰まりの原因になりますので、髪の根元、5センチ~10センチほど離してトリートメントをしましょう。

髪を乾かす際は、タオルでこすりすぎないようにしましょう。テレビドラマなどで髪をゴシゴシと拭いているシーンをよく見かけるので、それが普通のように思えますが、濡れた髪は非常に無防備な状態です。強くこすりすぎると、傷みの原因になってしまいます。

頭皮の水分をとったら、髪はやさしく包み込むように、水分をとりましょう。

そして濡れたままだとキューティクルが開いてしまっている状態なので、放置せず、必ずドライヤーで乾かしましょう。

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